焼うどん
北九州・小倉に出張でした。
九州ウォーカーを立ち読みしたら、焼うどんは小倉が発祥の地であるらしく、発明したお店が未だに営業していることを知りました。
しかも、小倉駅の近くだったので、お仕事前に立ち寄ってみました。
焼うどんの元祖のお店は、だるま堂というお店です。
1945年の終戦直後、関西で流行りのソース焼きそばを作ろうとしたけど、物資不足で中華麺が入手できず、代わりに干しうどんを茹で、それを使った焼うどんを作ったのがそのはじまりだそうです。
だるま堂の店主さんは既にお亡くなりになったそうですが、一緒に働いていた奥様が御健在で、いまも当時と同じように干しうどんを使った焼きうどんを作り続けているそうです。
店内を覗くと、雑誌に書いてあった通り、お歳を召した女性店主さんがキビキビと焼うどんを作っていました。
無駄のない動きが凄い。
メニューはシンプルで、焼うどんか、卵入り焼うどんの天まどにするかのいずれかです。
天まどを注文すると、冷蔵庫から取り出した500mlのお茶のペットボトルの内容物をコップに注いでいるので、お茶かと思ったら、お水でした。
ちょっと苦笑いです。
天まど510円
薄焼きのお好み焼きの生地の上に、ソースで炒めたうどん、半熟の玉子焼きがのっています。
ソースたっぷりですがあっさり味、干しうどんなので、しっかりとした独特の食感です。
玉子の黄身を混ぜるとまろやかな味も楽しめました。
今まで味わったことがないお味でした。
焼うどんの元祖、うまぁ〜。
【お店のデータ】
★最寄り駅: JR小倉
★住 所: 北九州市小倉北区魚町1-4-17
★営業時間: 12時-18時
★定休日 : 木